現場が選ぶ防水工法 ~「下地」に関する阻害条件とは~
- コラム
- 2020.09.18
現場において、防水工事の要求品質を確保するためには
使用する防水材料が要求する施工条件(下地・おさまり・環境条件など)を
すべて整えることが重要となります。
しかし、現場には次に示すような阻害条件が存在することがあります。
① 下地に関する阻害条件
② 気候による阻害条件
③ その他の条件
そのなかで、「①下地に関する阻害条件」について見ていきましょう。
表面が湿気を帯びている
入梅時のように天候が不順で乾燥が望めないとき、あるいは乾燥している下地の表面に
夜露が降りている場合などは、乾燥するまで施工を延期するのが基本となります。
そのまま施工した場合には、剥離や大きな膨れが生じやすくなります。
表面にピンホールがある
下地の表面にコテ押さえのときに生じる小さな穴を「ピンホール」といいます。
露出仕上げの防水層では、防水層が膨れる場合があるので注意が必要となります。
コテむらがある
防水層を作るときには、平坦な仕上げとするため
仕上げのこて押さえの不備によって生じる浪打ち状のムラは
防水層の厚さの確保がむずかしくなるときがあります。
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