特化した機能を持つ「機能性塗料」
- コラム
- 2020.10.20
材料の保護や美装以外の特化された機能を持つ塗料を「機能性塗料」といいます。
耐候性、耐火性に優れた塗料や、汚染されにくい塗料、遮熱機能のある塗料など
それぞれ特別の機能を持ち、住まいや構造物を守りながら高いパフォーマンスを発揮します。
それぞれの塗料の特徴を見ていきましょう。
超耐候性塗料
外部に用いられる塗料には、耐候性が必須です。JISに規格を規定された超耐候性塗料には
フッ素樹脂塗料がありますが、価格は高くなりますが優れた安定性をもち
耐候性に優れ、ライフサイクルコストの観点ではメリットの多い塗料といえます。
低汚染型塗料
外部塗装には「汚れにくい」性質も重要となります。
表面に付着する汚れに対して開発された低汚染型塗料は、塗装面に浸水性を持たせ
汚れが付着しにくく、取れやすくしてあります。
さらに、塗料の成分には光触媒を用いて、雨水で汚れが洗い流される自己洗浄型の塗料もあります。
耐火塗料・防火塗料
耐火塗料は、鉄骨を火災時の熱から守る耐火被覆用の塗料で、受熱により塗膜成分は分解・発泡して
断熱層を形成します。
いっぽうの防火塗料とは、木材に塗装して引火や燃焼を困難にする塗料のことを言います。
ただし、木部が不燃材料となるわけではありません。
塗装面はニスを塗ったような艶を有し、木部の素地仕上げとは異なる風合いとなります。
遮熱塗料
塗料の成分にセラミックスを用いて、赤外線を反射するもので
主に夏期の日射対策を目的とした塗料となります。
夏場のパフォーマンス性は高いいっぽうで、冬期の発電などの太陽熱を利用したいときには
不利となります。
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