塗料の特徴とその選び方について
- コラム
- 2021.11.19
塗料と一口に言っても、その種類はさまざまです。
選択肢が多すぎて迷ってしまう方も少なくありませんが
塗料の特徴には、大きく分けて次の4つのポイントがあります。
その特徴を知ることで、スムーズに選べるようになるはずです。
① グレードを決める
グレードは、低い順から「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」です。
基本的には、価格重視であれば「ウレタン塗料」か「シリコン塗料」を選びますし
耐久性を重視するときには「フッ素塗料」を選びます。
② 1液型か2液型かを決める
あらかじめ硬化剤が含まれているのが「1液型」で、別々の缶に入っている「2液型」です。
1液型は、比較的安価ですが、すぐに使わないと固まってしまいます。
2液型は、長期保管に耐えられます。混ぜる割合によって仕上がりが異なり
1液型に比べて費用は高めですが、耐久性があります。
③ 弾性の違いで選ぶ
塗料には弾性があり、弾性の弱い順に「硬質塗料」「微弾性塗料」「弾性塗料」があります。
モルタルのひび割れなど、凹凸のある外壁補修には弾性塗料がオススメですが
その一方で、膨れるという性質を持つために、サイディングボードには不向きとなっています。
④ 光沢感で選ぶ
一般的な塗料はツヤがあることが多く、光沢度の高いほうから順に
「ツヤあり」「7分ツヤ」「5分ツヤ」「3分ツヤ」「ツヤ消し」という
5段階に分類されています。
「ツヤ消し」の場合は、ツヤ消し材という添加剤を混ぜて塗装し
ツヤあり塗料の光沢度が70以上あるのに対して、光沢度は5以下となります。
ただし、ツヤ消し材は塗料の不純物ですので、基本的な性能をしっかりと保ちたい方は
ツヤがある塗料をお勧めしています。
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